という事で、またまたカスケードhttp://www.cascade.ne.jp/index.html で後輩と社長の赤堀さんがプレゼンをする講義を聞きにいきました。
普段コミュニケーションとして伝えようとする事を論理的に整理し、実践で使えるよう整理されたものを教えてもらいました。
以下ちょっと長いですけど、興味のある人は読んでみてください。
まず、大前提として、実際使う事を意識して自分なりに使って研鑚していくことが大事という事と、当たり前のことを偉そうに言いたいわけでも、決められた答えを押し付けているわけでもない事は踏まえてください。
内容は、まず、大枠で当たり前の事から位置づけをして、そもそも、ビジネスコミュニケーションとは何か?=「他人に働きかけ相手にアクションを起こしてもらう事」として、そのために、必要な事を意識してできるように、段階を踏んで教えてもらうといった内容でした。
余談ですが、ここでのビジネスの上でのコミュニケーションは提案や依頼であって報告ではない(雑談、意思や好みの話しは省きます。)事とします。(人と人との付き合いだからそれも大事とういのも正論ですがここではちょっとおいておいてください。)
次に、ビジネスコミュニケーションの成功は、当たり前といえばそれまでですが、「相手がアクションを起こした」のであれば成功」とします。
そこで、具体的に必要な点は以下の二点。
①依頼や提案の内容が明確かつ具体的で、相手に正しく伝わる事(言っていることが論理的に正しい事)
②依頼や提案の内容の実行に、相手が納得できるものである事。(言っていることがやるべき事として正しい)
①を簡単にいうと話しが分かりやすいという事で、②が話しに説得力がある事といえます。
①のやり方は、常に「何故」=「why」と「だから」=「so what」で結論(提案と依頼)と論拠と客観的データを結ぶ事で相手に分かりやすい話しができます。
図があるとより分かりやすいのですが、具体例を上げると結論(すぐ顧客に謝るべき)なぜなら、論拠(納品が確実に遅れる)なぜなら、客観的データ(神戸の港が迂回線で満杯、高速道路が事故で使えない等)というふうに結論→論拠→客観的データをなぜ?(why)で結びます。
逆にいうと客観的データ→論拠→結論をだから(so what)で結べるといえます。
先ほどの例でいくと客観的データ(神戸の港が迂回線で満杯、高速道路が事故で使えない等)だから、論拠(納品が確実に遅れる)だから結論(すぐ顧客に謝るべき)という流れになります。
この事を意識して提案を作ると、相手に分かりやすく言いたい事を伝えられるポイントを意識できます。
次に、話しの内容が論理的でわかりやすくとも、相手に納得していただけないと意味がありませんよね?
そこで、②の話しに説得力を持たせるためにはどこに気をつければいいかというと、以下の三点になります。
1、背景・目的(必然性)「何故、~を実行する必要があるのか」
2、オプション比較(選択肢とその理由)「本当にこのアイデアがベストなのか
選択肢のメリットといった特徴(データ)と、評価基準(論拠)を明確に定め、選んだ理由と選ばなかった理由を明らかにする。
3、実現性「本当に障害がないのか」
制約がない事を明らかにする。実行の段取りイメージがあり、かつ予算、時間、法律、また社会規範など、いずれに照らしても問題なければよい。
のそれぞれについて先ほどの①の方法を組み合わせて上記のみっつのポイントを明らかにしていきます。
こういった、気づきを与えてくれる(タダで!しかも、普通の一部上場企業研修で実際使われている実績もあるものをですよ)だけでもいってよかったなぁと思いました。
こういった論理は実践で使えないと全く意味はないというのを重々承知して入る人が、実際に一からコンサル内容を作り上げて、企業に売り込んで評価を得て、食べているのは凄いと思いました。
ワークスアプリケーションズとの共同作業による一人シリコンバレーも手がけています。(インターンの学生が一人でメインとなって!!)http://www.hitorisilicon.com/
学生の間から億単位の売上を稼いでいるのは凄いなぁと。
学生の間にここでインターンしておけば良かったなぁと思いました。
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