保育実習生さんから
先生に質問がありました
子どもたちが
同じ玩具を巡って
取り合いや言い合いになったとき
どう関わったら良いかわかりません
どうしたら良いんですか？
脇で見ていた
保育園看護師かーさん
素朴に思った
「そういうのは大学では習わないんだ」
看護学校でいうところの
何になるんだろう？
看護概論？
看護技術？
これは
実習生さんにかかわらず
保育現場では
よくある質問です
そうか～
経験知で
対応しているんだね
プロとしてやるからには
教育にエビデンスを
自分のやっていることに裏付けを
これは出来ないこともあるけど
「出来ないこと」
というのが何なのかも明確にしておく
出来ないことの1つとして
これにはこれという対応はないこと
常に流動的な
子どもの遊びや子どもの関係性
遊びの成り立ちや
状況をよく観察していないと
対応が変わること
子どもの発達課題やキャラクターによって
表現や言葉を変える必要があること
子どもにとっての
わかりやすさは人それぞれだから
わかりやすいように
対応を変える必要があるということ
つまりどこを意図した対応なのかは
エビデンスを持って対応が出来る
ということでもある
ふたつ目は
エビデンスを
どこから持ってくるかという点
子ども研究は
脳科学と合わせて
盛んになり始めてまだ10年くらい
まだ分からないことも沢山だ
正しさをどこにみつけるのか？ではなく
自分がどこを根拠に
子どもとの対応に試行錯誤しているのか
そしてそれをどう評価修正するのか
それ以外の根拠はどうだろうか？
そういった
子どもを理解するための
様々な視点を知って欲しいな
という希望的観測と
現場に出ても
試行錯誤することが保育って感じられる
最終的に全部こどもと親のせいに
してしまわない保育者になって欲しいなと
祈るかーさんであった
ますます
養成課程の教育が大事だと感じるこの頃
保育大学の教員になるぞ！
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