保育園看護師というのは
保育園で
ひとり職場で働いているという
「違い」の渦の中で働いています
これからは
「多様性の時代を生き抜く力」が
大事ですね
・・・と
講座なんかでもよく話します
違いは強みです
強みにする時代です
保育園で働き出して
１年目のときは
保育園で医療職の私が発言する度
大きな壁を感じたものです
それは
私が「違う」からです
初めは本当に毎日が潰れそうでした
人は誰でも「違うもの」に対して
不安や恐怖を感じます
はじき出そうとします
力のある人は潰そうとします
出る杭は打たれるですよね
とくに日本は
調和や和を重んじる文化
教育も制服に象徴されるように
なんとなくみんな同じで安心
・・・というのが
当たり前になっている文化
だからこそ
わたしは発言し続けてきました
「違うこと」
「違う人」
私を通して
そっか、こういう考え方の人もいるんだ～
と知る
「きっかけの人」に
なろうと思ったのです
私がやろうとしている活動の
発達の知識や脳のことを伝えること
なんかより
もっと大事なことだなと
途中で
気がついたのです
「多様性の時代を生き抜く力」というのは
いろんな人がいる
・・・・ということを
そのままに「一旦受け取る」ということが出来る力
■ジャッジしない
■固定概念で見ない
■自分の価値観を押し付けない
ということです
あのおかあさんは・・・
あのこどもは・・・・
どんな状態・状況にあっても
今この時
母も子も
それが一生懸命な状態・状況なのです
そこにジャッジは不要です
そこから発達するだけです
私の中でも保育園では
たくさんの葛藤がありました
私も看護師としての誇りがありますからね
でも保育園では
妙なプライドは捨てました
いや
「捨てた」というよりは
「ことごとく打ち砕かれた」
・・・という表現が近い
どちらが正しいことを言っているのか？
どちらがいいのか？
そんな「低レベル」なことで
専門職同士のディスカッションができないのは
大人の発達の問題だと
気が付いたのです
私も10年働いて
まだ底辺の底辺を一生懸命耕しています
それが現実
でも
保育士さんたちが
何を大事にして
どんな仕事をする人たちなのか
現場がどんな風に大変で
人員不足の中で
どんなに働いているか
それを一番
目の当たりにしている
人間でもあります
看護師は
看護師としての知識を押し付けるだけでなく
保育士さんが活用できる状態で
提供できることが
最終的には
子どもたちに「クオリティー・質」となり
還元されると思って
保育園看護師をしています
違う視点を持った人間同士の共鳴で
生み出されるもの
それが結局放送大学の卒論になり
大学院の修士論文としての
チャレンジを迎えています
╭( ･ㅂ･)و ｸﾞｯ !
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