14. 愛と幸福について

では、その絶対的な幸福、存在幸福を身に感じるためにはどうすればいいのか。

そもそも、私たちは日々様々な体験をして生きている。もちろん、そこには相対的な幸福を感じ、充実した生活を営んでいるであろう。

私たちの価値観はやはり、人間である限り「相対的」になりがちである。幸福しついても、目先のその場しのぎの、相対的な幸福を求めてしまう。

それゆえに、絶対的幸福を忘れがちであることを肝に銘じてもらいたい。


では、絶対的幸福、つまり、「存在幸福」を実感するのはどうすればよいのか。答えは単純である。


「自らの存在を肯定されることで、私は存在を認められ明確に実感することができる」


ここで、存在を肯定することは、何と定義していたのか思い返してみて欲しい。そう、


「愛するとは存在を肯定する」ということだ。


つまり、この貴重な「存在幸福」を感じるためには、「愛される」ことが大切である。

「愛される」ためにはどうすればいいのかは、過去に述べているので、分からなければそちらを参照願いたい。


そしてこの「絶対的な幸福である存在幸福」は、消えることなく、生命が死に果てるまで、その体と心と魂に染み渡り、永遠に蓄積されていくことだろう。

過去の出来事の有無を証明することはできないが、愛されていたなら、その愛によって受けた幸福は過去であれ、今の自分の心や、その先の未来永劫の自分にまで、忘れ去られることなく、永久に留まり続けるであろう。


紛れもなく、私たちは共通な「生命」である。この世に敵などありはしなかったのだ。



via 上田 唯貴
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