書くこともないので、神話について語ってみることに。
・ ギリシャ神話?ローマ神話?
神話や民話は、地方によって色々あるのは当然です。
ですが、ギリシャ神話とローマ神話は特別です。
みなさんも、「ギリシャ神話での最高神はゼウス(ローマ神話でいうところのユピテル)」なんていう表現は見たことあると思います。他にもアレスとマルスなんかも有名ですね。
なぜ、違う神話なのに、同じ(或いは似た)人物が出てくるのか?
紀元前3世紀ごろに、ローマはイタリア半島に勢力を持っていました。
そのローマが、東地中海の方に勢力を伸ばし、ついに紀元前146年にギリシャを属州としてしまいます。
けれど、ローマ人は政治的な民族だったので、ヘレニズム文化を持っていたギリシャの文化を取り入れました。
それも「征服されたギリシャは野蛮な勝利者ローマを征服した」とまで言われるほど。
ローマ人は、神話も同様に取り入れます。ギリシャ神話をそっくりそのまま使い、神々をローマ固有の神と同じにして、ローマ風にしました。
まぁいわば、"模倣"ですね。いえ、"パクリ"…ですかね。
ですが、ちゃんとローマ風になってます。
その例はさっきも挙げたアレスとマルス。
ギリシャ神話での軍神、アレスは戦争しか楽しみがなく神々から嫌われていましたが、ローマ神話での軍神、マルスはユピテル(ゼウス)並みに尊崇されています。
ちなみに惑星の英語名は、ローマ神話から取られています
[日本語名]→[英語名]→[ローマ神話]→[ギリシャ神話]
水星 →Mercury →メルクリウス→ヘルメス
金星 →Venus →ウェヌス →アプロディテ
火星 →Mars →マルス →アレス
木星 →Jupiter →ユピテル →ゼウス
土星 →Saturn →サトゥルヌス→クロノス
天王星 →Uranus → [無し] →ウラノス
海王星 →Neptune→ネプトゥヌス →ポセイドン
( 冥王星 →Pluto →プルートー →ハデス )
天王星の英語名だけがローマ神話名でないのは…ウラノスの影が薄かったためだとか。
確かに、ウラノスはギリシャ神話の最初に出てきますが、子クロノスにやられてからは登場出番なしですね笑
ところで、神話をモチーフにした映画が2/26ロードショーだとか。