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こちらの(センセーショナルな)ニュースを紹介します。
↑27日Yahoo!ニュースより
なにがよろしくないか、というと、現場の担任の授業力を磨かせるためのものではない、
という点です。
街の中華店の活性化のために、帝国ホテルのシェフが20日ほど腕を振るいます。
街の人の感想:いつもよりもおいしかった。毎日こんなだったいいのに、と思う。
家庭に新しい風を入れるために、近所で親子を20日ほど入れ替えました。
子どもの感想:いつもの親よりも優しく、おいしいものも食べられた。
みたいなものです。教員の本業を取ってどうするのでしょうか。
仕事の本質は、本業の腕を磨き、顧客に満足していただくことです。
教育に顧客という発想を入れるな、という方もいますが、生徒の学力がつく授業を
やらなければならないのは間違いないでしょう。そういうことです。
こんなことをすれば、教員は腕を磨きたくなるでしょうか? 辞めるんじゃないですか。
児童にとってもプラスになりません。20日×2で何がどうなるのでしょうか。
一時の満足度はあるかもしれませんが、学校教育ってそういうコスパで測れない
ものなのです。1日だけの講演会とはわけが違いますよ。
いずれの点からも愚策と言わざるを得ないでしょう。
もっと現場の教員のモチベーションをあげたり、授業準備に時間をかけさせたり
させるべきです。