いつもご覧いただき、ありがとうございます。
文理選択についてです。
昨日は私見を書きましたが
今日は本校の様子です。
年々気になってきたことですが、
自分で文理を決められない生徒が増えています。
(個人的には文理別に反対しているということだけは書いておきます)
すごい時は、親が電話をしてきて、担任と電話面談、なんてこともあります。
将来どうしたいかもわからない、得意な教科もない、
やりたいこともない、でも努力もしない、
だけど大学へ行きたい、どこへ行きたいかはわからない
それでどうするんだ、という感じです。
じゃあ全教科やれよ、というと、勉強はしたくない、らしい。
だから教員が全部提案するんです。生徒へプレゼンして納得してもらうんです。
えっ? っていう感じですよね。
私は数学がやりたいから理系に行きました。将来どうするかなんて
考えていませんでした。学んだ先に何かあるだろう、と。
学問の選択なんて、好き嫌いでいいんじゃないか、と思っています。
私は国語が嫌いでしたが、最後は国語からは逃げられず、必死にやりました。
おかげで、大学時代に塾では国語を教えました。不思議なものです。
高校生も、自分でいろいろ決めて、効率が悪くてももがかないと、
自立できないですよ。教員のプレゼンなんてあてにしないで。