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今日はこんな話題です。
「勉強は苦行であるべきだ」
これは本校のある会議である教員が言ったそうです。
このことを正しいとも思わなければ、間違っているとも
思いません。しかし、全部が苦行である必要はないと思います。
しかし、学力が伸び続けるのは、「やっていて楽しい」からです。
学力が伸びる、のであれば、お尻を叩いてでもやらせれば、一瞬は
伸びるかもしれません。しかし、続かない。
私の授業にも「数学が楽しい」という生徒がいます。
そういう生徒はどんどん伸びていくはずです。
ヒントを少しだけ与えて終わりです。特別なことなど
何もしません。でも、伸びるんです。それは、好きだからです。
それでも、辛くなることもあります。それも経験です。
それを乗り越えると、もっと好きになります。
もし、学校の授業そのものを苦行にするのであれば、
生徒の成績は急降下します。家でやりもしないでしょう。
授業は興味のない生徒にも「ちょっと面白いかも」と
思わせるような形にしなければダメなのです。
その話を聞いて、私は2月の勝者を思い出しました。
↑d's journal記事より
島津くんのお父さんが同じことを言ったんです。
これを読んでハッとした記憶があります。
もちろん、私が正しいとは思っていません。
教員はいろいろな考えがあっていいと思っています。
それを受け入れるか否かは個人の自由です。