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本校の答案返却日は、20分×科目数だけあります。

 

 

まぁ、答案を返却して採点内容を確認させておしまいなのですが、

この中の数分に何を語るかが私の中で結構なポイントになっています。

 

 

最近は答案の分析をして、示しています。

 ・間違えが顕著だったもの

 ・ほとんど合っていなかったもの

 ・面白い解法が出たもの

 ・計算ミスの傾向

 

などでしょうか?

 

生徒は答案を見ても「点数」が最も気になるところのようで、それを

確認すると、内容まで見ないこともあります。

そうではなく、間違いから多くのことを学ぶように仕向けることも

教員の仕事だと言えます。

 

例えば、数学Bの階差数列について、出た一般項の式がn=1で成り立つか

どうかを言及しないといけません。

 

 

↑参考・永島先生のポイント集

 

 

答案を見ると、それを忘れてしまう生徒が多いことに気づきます。原因は

 

 ・生徒の問題演習不足

・生徒の焦り

 ・生徒が学習時に「答え」しか見ていない

 ・教員側が、「なぜ確認をする必要があるか」を徹底できていない

 

など、いろいろ見えてきます。

 

そうしたことを分析し、反省することで自分の授業に活かせることが多いと思います。

 

これを毎回繰り返しているはずなのに、なかなか上手くいかないのは私の努力不足かな、

とか思ってしまうので、結構凹むんですよ。授業するって本当に難しいと思います…。