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この日は電車の移動が多かったので、こちらを

読みながら、です。

 

広田照幸 氏の『学校はなぜ退屈でなぜ大切なのか』

(ちくまプリマー新書) [画像はAmazonです]

 

内容としては、人間の社会化は学校だけで行われない、ということです。

私は本を読むことがありますが、それは勉強でしょうか、娯楽でしょうか。

 

遊びに見えても勉強かもしれませんし、勉強に見えても遊びかもしれません。

世の生徒にとって、数学は勉強ですが、私は好んでチャートやフォーカスゴールド

を読みます。周囲の生徒・教員からは「ありえない」と言われますが、私に取っては

そうなのです。

 

つまり、遊びと勉強の境は曖昧だということです。

友達とカラオケに行っていても、新しい曲を学んだり、譲り合いの精神を学んで

いるかもしれません。遊びは勉強で、勉強は遊びなのです。それをしっかり区切ろうと

したら、子どもからすると面白くもなんともありません。

 

本当はそういうことを考えずに、やりたいことをやることが

真の学校教育なのかもしれません。