いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は私見です。
教員をやっていると、さまざまなトラブルに遭遇します。
生徒は「人間」であり、予期しないことを起こします。
私たちの仕事は「人間」を、それも未成年という不安定な時期に
ある人間を扱う、本当に難しい仕事です。
教員という仕事が忙しいのも、その特殊性にあると思います。
そのトラブルが起きた時に、どうするか。その時に教員の真価が問われると
思います。
私は自分で解決策を考え、どんどん動いていきましたが、
うまくいったこともあれば、生徒に迷惑をかけたこともあります。
むしろ、後者の方が多いと思います。
こうしていくと、教員が1人でできることなど本当に限られていると
気づいていきます。学級担任は1人ですので、1人で何でも解決をしなければ
ならないという錯覚に陥りがちです。しかし、それは無謀です。
無謀と書いたのは、うまくいったように見えても、生徒からしたら
逆の意味に捉えかねられないからです。
経験を重ねていくと見えますが、どんどん周りの教員に頼った方がいいと
思います。もちろん、全部丸投げするのはNGです。
生徒に頑張っている姿を見せないと!
私もちょっとありましたが、深夜に「どうしたらいいですか?」と先輩に
電話をしてしまいました。普段から色々と話をしていれば、相談ができます。
こんなに迷惑をかけても、文句は言われません。
(もちろん、朝イチで謝罪に行きました。)
私は記憶にないですが、誰かを助けたこともあるそうです。
そうか、役にたっていたのか😁
教員は完全にチームプレーです。
1人で困っている教員がいれば、助けるべきに決まっています。
「あの先生はダメね」ではなく、話を聞くべきです。
今の時代、何だか相談しにくい雰囲気があるようです。
だからこそ、どうしたら円滑に仕事が進むかをしっかり考えるべきだと
思います。