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通知表の作成も終わり、ちょっと一息、とはいかないのが

教員の仕事です。無事に今年のすべての授業が終わりました。

最後はいろいろ詰め込んでしまったので、生徒は疲れたかもしれません。

 

数学の授業は実は「覚えてください」と言った方が楽なこともあるんです。

しかし、それでは何も残りません。

 

  すぐに役立つものはすぐに役立たなくなる。

 

生徒にはたくさん考えてもらわなければいけません。

だから2021年はちょっぴり思考系の授業をいろいろやってきました。

 

 ・3乗の因数分解を公式にあてはめなかったら?

 ・なぜcosとtanだけが90°を越えるとマイナスがつくのか?

 ・2次方程式が正と負の両方の解をもつとき、なぜ解答は判別式を使わないのか?

 ・平方完成を使わずにグラフの頂点は出せるのか?

 

など、いろいろ突っついてきました。

上記の話題は鉄板と言われるものかもしれませんが、生徒にとっては鉄板ではありません。

しっかりと考えてもらうべき内容です。

 

授業では、教科書に書いてある内容をしっかり深めるor丁寧にやるようにしてきました。

もちろん、上手くいかないことも多かったですが、本当に多くの生徒がついてきてくれました。

結果、定期試験の成績を大きく上げた生徒も多かったです。

 

私はほぼ「覚えてください」という感じで授業はしないので、

そういうことを求めている生徒からしたら分かりにくいと思います。

ですが、しっかり考えてもらうというスタイルは守り続けたいと思います。