いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日も寝落ちしたみたいです…
終業式直前で気も緩み始めました。
青チャートと白チャート
なぜこんなタイトルなのかというと、
やたら「この生徒はできるから青チャートやらせよう」
みたいな発言を聞いたからです。
そういえば、私のクラスのある生徒も青チャートを
持っていました。
それでもいいじゃないか、と思うかもしれませんが、
数学がそこまで得意ではない生徒に青チャートを
持たせるのは危険です。
青チャートの基本問題=教科書の基本問題
ではありません。確かに易しい問題もありますが、
旧帝大等の難関校受験者向けです。
学校の定期試験でちょっと高い点数を取ったからといって
青チャートを進めるのはまずいと思います。
私は生徒に白チャートの立ち読みを進めています。
それで足りないようであれば黄色チャートにすればいいのですが、
いきなり青は怖いです。
生徒は問題集に対して「完璧主義」になる傾向にあります。
分からないことが多いと挫折しますし、全部解けなければいけないという
錯覚に陥ります。
そうした呪縛から解放してあげるのも教員の役割だと思います。
私も以前は青チャート信者でしたが、生徒の成績が軒並み上がらなかったので
今はそうではありません。
問題集は教員に勧められても、即買いではなく自分で確認することを勧めます。