いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今週は出張や休日もあり、授業の回数が少なかったです。
しかし、先日の出張で言われた通り「学力が伸びる授業ができているか」
は個人的にも疑問で、そういうことに気づいたらどんどん自分で
授業のやり方を変えなくてはいけません。
生徒がどういうところでつまづくか。
生徒がどういうところに疑問を持つか。
そういうところにクローズアップをしていきます。
今日のポイントは
授業A:2次方程式(係数にmあり)が正と負の解を1つずつ持つ時の
mの範囲を調べるときに、なぜ判別式を使わなくてもいいのか?
授業B:2の倍数は1の位が偶数であればいいが、それがなぜかをどう説明するか?
3の倍数は各位の和が3の倍数であればいいが、それがなぜかをどう説明するか?
特に、3の倍数の話は生徒に「なぜか?」と訊いたときに誰も答えられませんでした。
ほとんどの生徒が見分け方を知っているにも関わらず、です。
how toだけが勉強なのではなく、その先のwhy? を教えていくことが授業の役目です。
「覚えてください」「知っておいてください」だけでは、生徒は納得しません。
授業Aは教科書や参考書にはf(0)<0となればよい、と書いてありますが、
こうなります、では生徒は混乱します。
私は判別式を使って説明をしました。最初は使いながら性質を確認すべきでしょう。
そうして徐々に頭が整理されていくのです。
生徒が伸びない原因の一端は授業にあると思いますし、
色々考えるべきことはたくさんあります。
1つずつ整理をしていきたいです。