いつもご覧いただき、ありがとうございます。
週に何回か、書店に行く習慣があり、参考書コーナーも
立ち寄ることにしています。
今日もある書店に立ち寄りました。そこで、数名の高校生が
本を選んでいました。
「数学は共通テストまでだしなぁ」
と言いながら、悩んでいるようでした。
ここでふと思ったのですが、
どうしても高校の教科学習が「大学受験を突破するための手段」になって
しまうことがあります。
その一面を否定することはできませんが、果たしてそれでいいのだろうか、と
思うことがあります。
今の時期だと、「私立に絞ったから化学は使わなくなった」とか
「数学はⅠAまででよくなった」ということもあると思います。
受験を突破しなければならない生徒にとっては負担が減ったほうがいいのかも
しれませんが、学習が「手段」で左右されているのは少々違和感が残ります。
学校にいると、そういう言葉に聞き慣れてしまい、何も感じない、という
こと(=麻痺した現象)に陥りがちですが、今日の書店の生徒の言葉はなぜか
ひっかかりました。
個人的には受験によらず、勉強を楽しんでほしいんですけどね。
(受験生にとっては綺麗事でしょうけど…)