いつもご覧いただき、ありがとうございます。
試験前ですが、自分のクラスでは数学Aの組合せを
2時間でやりました。
教科書(数研出版・高等学校P31)の問題を1つ紹介します。
(2)なのですが、六角形の辺は通常含むものなのでしょうか。
答えは6C2=15(本)でいいのですが、どうももやもや。
辺が入らない理由を述べよ、とか言われると否定する言葉が出てこないので、
これでいいだろうと…
おそらく(3)で、六角形の辺を除いた9本が対角線の本数となるので、
意図もわかります。
辺⊆線分、なので正しいことはわかるのですが、なぜかもやもや。
生徒の質問を受けている最中でももやもやでした。
なんだろう、このもやもやの正体は…
ちなみにn角系の対角線の本数の求め方であるn(n-3)/2はみんな知りませんでした。
意外とマイナーなのかな? とりあえず、式の成り立ちも含めて教えておきました。
教科書の問は非常に簡単に見えるかもしれませんが、
研究してみると奥深いものもあったりします。
ただ問いて終わり、ではなく、別解探しや本質を捉えるのにも
役立ててみるといいと(個人的には)思っています。
そこらの参考書より良問かもしれません(失敬!)。