いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日も帰宅後に爆睡…
学校では大したことをしているわけではないのに…
ただ、原稿のネタを探したり、教材を作っていたりしました。
教材は図形を扱う予定なのですが、だんだん凝ってきています。
九点円を扱うかどうかで迷っています…
学生時代はあんなに幾何嫌いだったのに、だんだんハマっていきます。
たまに記事にさせていただいているAPU(立命館アジア太平洋大学)学長の
出口治明先生。
↑Wikipedia記事です。
昨年、今年と多くの本を出され、いよいよ追いつかなくなりました…
読み終わったor買った本の一部はこちらです。
『カベを壊す思考法』(扶桑社文庫)
『人生問答集』(三笠書房)
出口先生の本と出会って学んだことは
・本、人、旅
・数字、ロジック、ファクト
だけではなく、
「重要なことは歴史に学べ」
です。人間の脳は3万年間進化をしていないので、行動は繰り返される
ということです。永劫回帰の考え方です。
例えば、教育は「時代の流れ」が大きく影響しています。
江戸時代より起こった文書主義によって「識字率」をあげる必要性を作ったため、
寺子屋が発展していきました。これにより、学問を学ぶことは上流階級の特権であった
ことが、庶民にも浸透していくことで、世界でも高い識字率をつくることに成功しました。
戦時中は、軍事教育を徹底的に行いました。
気をつけ、はこの名残とも言われています。
だから私はだんだん「気をつけ」を学校でやらなくなりました。
対して、現代は「答えのない問い」に立ち向かう力が問われるようになってきました。
従来の「教科書を学ぶ」学習から「教科書から学ぶ」学習への本格的なシフトが
求められ、探究学習が全国的に始まろう(一部学校では始まっています)としています。
だからこそ時代の変化に合わせて、教育を変えていかなければなりません。
恐らく、出口先生の著書を読まなければ、(大したことではありませんが)ここまで
考えなかったかもしれません。
実は最後の学年通信にも出口先生の本を読みましょう、と記事を書いたほどです。
(匿名で書いたのに、うちのクラスの生徒にはバレていました。)
物事をみる力、考える力の一部は先生の著書で養われました。
今は病気療養中とのことですので、1日も早いご回復をお祈りしております。