いつもご覧いただき、ありがとうございます。
卒業式を控え、慌ただしく過ごしています。
6年持ったクラスも、間も無く終わりです。
こうしてみると、色々反省事項は多いです。
もっとああすればよかった、こうすればよかったと
色々考えることがあります。
そのうちの1つが「中学校内容の定着」でしょう。
どんなにいい教材を使っていても、定着していなければ
全く意味がないと思います。
実は同僚とも、教材については議論を交わしています。
私は「教科書を読めるようになるべき」という考えがありますので、
難解な教科書ではなく、検定教科書でしっかり読みながら学んでいくべき
だと思います。
ただし、そうではない考えもあるし、その考えは理にかなう部分もあるので、
今後色々考えていくべきだと思っています。
1つ言えるのは、高校生から教科書が読めるようになる可能性は高くない
ということです、初期段階の1つ1つの積み重ねが重要だと考えます。
「高くない」と書いたのは、入学してから「読む力」の重要性を説きながら、
しっかり考える力の土台をつけることで、その力は養われる可能性があるからです。
数学であれば、教科書を読みながら自分でも考えること。
ただ公式をうつしたり、すぐに答えを見たりして、わかったふりをしないこと。
そうした勉強法から脱却できれば、色々成長があると思います。
自分はそこまでできなかったので、どうにも悔やまれます。
大事な事は、模試の成績が返って来たときではなく、普段の授業の中に
ぎっしりと詰まっていたように思えます。