いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日は授業準備が深夜にまで渡ってしまったので、
記事を書きませんでした。
おかげさまで無事5コマの授業を終わらせることができました。
(板書ミスの嵐でしたが…)
今日は教科で共通テストの分析を行いました。
実際に問題分析を私が行って、それを元に色々意見を
言っていく、という感じです。
結構多くの先生方と意見を交換できたので、
いい感じに終わりました。
話題に上がったのは、
「教科書を読む力」
です。
本校の生徒はこの力がかなり弱いことが露呈しています。
新井紀子先生が『AI vs 教科書が読めない子どもたち』という書籍を
出しておりますが、教科書が読めないというのが徐々に蔓延してきている
ような気がします。
今日の中1の授業でも「〇〇ページを開いてください」と言って、黒板にP〇〇と書いても
たどり着けない生徒が複数いました。笑い話ではなく、ゾッとしたのが忘れられません。
教科書が読めない、というよりは、内容が理解できないのかもしれません。
これからの学校では、読書や論文を読んだり、新聞記事を要約したり、という
ことをもっとやらないといけないのかな、と結構真剣に思いました。
この問題は、数学科だけで解決できることではありません。
本校の教育の方向性や、教職員の問題意識の統一が問われているような
気がしてならないのです。