いつもご覧いただき、ありがとうございます。
いつもであれば京都に初詣にいく時期ですが、
とてもではありませんが、今年はいけないので
じっとしていました。
近所のコーヒーショップで読書でもするかと
思いきや、生徒から質問メールが来て、その解説を作るのに
数時間かかってしまい‥1日が終了しました。
問題もなかなか難しく、それを説明するのがまた大変なのです。
ちなみに、1つは(n+9)(n+10)がn+1の倍数であることを
2通りのやり方で証明する問題でした。(nは正の整数)
その合間に読んだ本はこちら。
『ジブリの鈴木さんに聞いた仕事の名言。』
(木村俊介 選 角川書店)
画像はAmazonより。
先日NHKでジブリ関連の番組をやっていたので、
その影響もあってか読みました。
面白いのは、鈴木敏夫プロデューサーの言葉で「宮崎駿」という
人間像がすごくよくわかるということです。
「宮崎駿」は本当に今この瞬間しか見ていないことが
すごく分かります。
ラピュタ、トトロはジブリの収益ワースト2であるらしいのですが
(今では信じられない話です)、これは宣伝をほとんどしなかったから
と言われています。
このままでは映画が作れなくなるから、宣伝を始めたとのことです。
「面白いものを作る」ことと「儲ける」ことの両立は大変ですが、
どうしても1人でできないことも発生します。
「宮崎駿」ができなかったことを「高畑勲」や「鈴木敏夫」が
動いてきたのです。
仕事の名言、というよりかは「どんなにいいものを作っても、仕事は1人ではできない」
ことを示してくれているような気がします。