いつもご覧いただき、ありがとうございます。

 

今日は仕事納めでした。

 

生徒が自習にきている裏で、ずっと数学を解いていました。

 

取り掛かるまでは面倒だと思うのですが、

取り掛かり始めると、やめられなくなります。

 

今解いているのは、こちら。

 

『2020数学重要問題集(数研出版)』

 

最初から順にやっています。

授業でも結構使うのですが、最初から解いてみると

どうなるかな、とか思いながらやっています。

 

自分の解答と模範解答のどちらがいいか見比べて

楽しんでいます。

 

 

その中でも少々悩んだのはこの問題。

出典は、18・早稲田・商です(この学部の問題はなかなか難しく、私は苦手としています)。

 

 

グラフの対称性から周期が4だとすぐ分かったのですが、

記述式だと説明が必要かな、とか色々考えていました。

 

模範解答はきちんと説明をしていました。

 

もっとうまい方法はないかと思いましたが、

以下はどうでしょうか。

 

f(-x)=-f(x)を①、f(1+x)=f(1-x)を②とします。

 

 

f(x+m)

=f(1+{x+m-1})

=f(1-{x+m-1})  (②より)

=f(-x-m+2)

=-f(x+m-2)          (①より)

=-f(1+x+m-3)

=-f(1-{x+m-3})     (②より)

=-f(-x-m+4)

=-f(-{x+m-4})  

=f(x+m-4)    (①より)

より周期が4だとわかるので、最小のmは4。

 

 

解いていて思いますが、数学は難しいですね。

教科書の問題が解けたりすると「自分って数学できるかも」

とか思ってしまいますが、いろいろな問題に触れると

奥の深さを味わうことができます。

 

まとまって数学を解くのは休み中にしかできませんので、

引き続き解いていきます。