いつもご覧いただき、ありがとうございます。
昨日はつい寝てしましましたので、
まとめて記事にします。
生徒がずっと勉強しているので、その間は
私も勉強したり裏で本を読んだりしています。
私があくせくする必要はないと思って、毎日を過ごしています。
昨日・今日で読んだ本にこういうことが書いてありました。
『勉強の価値』(森博嗣 著 幻冬舎新書)
画像はAmazonより
話は抽象的に始まりますが、勉強は自分が好きなことを
誰とも共同的に行わず、好きなだけやるから価値がある、
ということを説いておられます。
最後の文章(著書のP229)がもっとも印象的でした。
教育とは、大人が楽しく勉強しているところを、子供たちに見せつけることなのだ。
その通りだと思います。
学校の全ての教育活動に通じることですが、こちらが楽しまないことを
生徒が興味を持つわけがない、ということです。
私は数学と登山に興味がありますが、興味があることを生徒の前で見せないと
「やりなさい」では誰も動かないと思います。
生徒に勉強をさせたいのであれば、怒ったり座らせたりするのではなく、
こちらがこっそり楽しんでいる姿を見せることが有効だと考えます。
部活動でも、顧問が指導するよりは、一緒に楽しむ場面を作ると、
また違うのではないかと思います。
この説明は、島田紳助氏の以下の動画が分かりやすいです。
巷には教育論や教育法の話題が溢れてきていますが、
指導者側が楽しくやる姿を見せているかどうかが前提となるのではないでしょうか。