いつもご覧いただき、ありがとうございます。
今日は学校で雑務をして終わりました。
雑務=採点 です。
生徒の答案をめちゃくちゃ読み込んでいたので、
疲れました…
今日も本の紹介です。
最近は幾つの本を浮気しながら読んでいます。
↑ SB新書 星 友啓 氏の『スタンフォードが中高生に教えていること』です。
(画像はAmazonより)
今後の教育には「オンライン」による授業展開が避けて通れないので、
何かヒントを、と思って購入しました。
実は、本校のオンライン授業は世間でも評価されたらしいのですが
私的にはそうは思いませんでした。
もっと工夫ができるし、生徒により有意義なものにできたのではないか
と、今振り返っても考えるものがあります。
やはり、講義中心の学習スタイルには限界がある上に、
何でもかんでも教えすぎると、生徒はボーッと何も考えなくなってしまう
と思われます。生徒をみていると、そういう状況も多かったのではないかと
結構反省しています。
オンラインの講演会や研修会にも結構参加してきたのですが、
一方的に話を長時間聞くのは結構しんどいです。
10分くらいであれば聞けますし、内容がとても濃いものであれば、
時間を忘れて聞き入るのですが、そうではないものはきついです。
ワークショップやディスカッションが入ると、やはり頭が動きますし、
得るものも多いです。
以前は、見知らぬ人と交流するのは好きではありませんでしたが、
今ではあえてワークショップがあるような勉強会に参加するように
なりました。話も盛り上がるので、私自身の視野や価値観も広がり、
最近はすごく好きになっています。
本当はどの生徒も「学び」を強く求めているんですよね。
知りたいし、触りたいし、誰かとどこかへ行きたい。
今の私もそうです。ただ、「聞かされる」「やらされる」勉強が
嫌であるだけで、本来は好奇心が備わっているはずなのです。
そういう授業や教育から転換する時期に来ているはずなのに、
まだ大きく変わろうとしない学校教育にやや問題を感じます。
うちの生徒をみていても、まだ「テストのための勉強」なんですよね。
新人の時は、「テストで点を取らせることが勉強だ」と信じてきましたが、
実はそれ自体に価値がないことに気付きました。
もっと多様性を受け入れていかないといけないと思います。
明日で定期試験が終了しますが、採点をしていて色々発見がありました。
また記事にしたいと思います。