いつもご覧いただき、ありがとうございます。
やや話題が暗かったので、閑話休題で本の紹介です。
↑祥伝社 出口治明 氏の『仕事に効く教養としての世界史』です。
(画像はAmazonです。)
数学の教員として世界史は弱者なので、読んでみようと思いました。
APUの出口先生の本ですので、尚更興味を覚えました。
初版は2014年2月ですので、やや古いですが、内容は濃いです。
中国史等が出てくるので、ゆっくり読み進めています。
私は高校で日本史を選択しておらず、中学校の知識で止まっています。
世界史も「覚えなさい」と高1でかじらされただけなので、よく分かっていません。
当時としてはあまり興味を持てずにいましたが、
この本を読んでみると、なぜ歴史があるのか、なぜこの出来事が起きたのか、
など色々な視点で考えることができます。
最初の方に「なぜペリーは日本へ開国を迫ったか」とあるのですが、
日本史だけで見た視点と、世界史も踏まえてみた視点では、まるで見解が違います。
「歴史はつながっている」という視点で見ると、歴史の面白さや、人間の行動の
深さが感じられます。
「数学の先生なのに、歴史を勉強されたり、お寺に行かれるんですね」
と言われることがありますが、数学の教員だからこそ、数学以外のジャンルも
学び、教養を蓄える必要があると思っています。
ただし、1度読んだだけではまだ教養は身につかないかもしれません。
歴史に詳しいわけではないので、こちらも勉強が必要だと感じて読んでいます。