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本日は学校説明会ということで出勤して、

生徒の自習対応などをしていました。

 

その合間に、朝日教育会議を試聴しました。

昨年はまったくいけなかったのですが、

オンライン開催ということで、申し込んだら

当選(?)しました。

 

 

 

東大大学の五神総長と早稲田大学の田中総長が対談するというだけでも

興味が湧きました。

 

それもそのはずで、両大学は3月に連携をしていたのです。

国立と私立が連携し、社会変革を目指す、というのは非常に大きなことではないでしょうか。

 

 

↑早稲田大学のHPです。この記事の内容は、本日の対談でもお話しされていました。

 

 

知識集約型社会では、個人の知識が大きな価値を生みます。

知識そのものではなく、知識をどう活用し、答えのない問題に挑むかが

重要になるのいうことです。

 

コロナによって、オンラインでの講義や会議が進みましたが、

両総長とも、今後もオンラインと対面の併用は必然になってくると仰います。

 

知識を得るのはオンラインで、熟論するのは対面で、と役割が分かれるのでは

ないだろうか、ということでした。

 

この流れで行けば、高等学校もその流れに対応し、授業もオンラインと対面に

分かれていくのではないでしょうか? GIGAスクール構想でタブレット端末を

生徒に配布する真価がここで問われるのではないでしょうか?

 

ちなみに、本日学校見学にきてくれた中学生はほとんどタブレットで授業を

受けたことがないとのことです。もうこの変革期にうかうかしてはいられませんね。

 

YouTube日本代表の仲條さんも講演をしてくださいました。

その中でも、本日の情熱大陸に出演された葉一さんを取り上げて

「学びチャンネル」の有効性や、今後の学習コンテンツの可能性について

提言されていました。私もコロナを境に動画をよく見るようになりましたが、

数学の動画については、学校や予備校を超えるようなものも多いです。

 

 

こうした強烈な変革期を牽引する御三方は、学び直しや、留学(オンライン含む)について

も語られていました。答えのない問いへの挑戦は、基礎学力が規定となるものなので、

今後は社会人でも大学に入り直すようなことがもっと当たり前になるのかもしれません。

 

 

ちなみに、東大と早稲田では、コロナで入試ができなくなった場合のことも

考えている、とのことでした。早稲田は「受験学部にかかわらず、共通テストは受験しておいてほしい」

とのことでした。感染者が増え、どうなるか分からないからこそ想定される対策をしておいた方がいいですね。