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今日は文化祭準備のため、4時間しか授業がありませんでしたが、

そこそこの対応があったため、慌ただしく過ごしておりました。

 

共通テスト出願問題も終止符をうちそうです。

(無事出願できました💦)

 

さて、生徒の出願書類をみていると、まだ不備が目立ちます。

そのせいで大変な思いをしたことが何件かありました。

 

この場合、

 ・書類を担任が事前に確認すべき。

 ・高校生として、自己責任でやらせるべき。

の2種類の考え方があります。

 

私は後者の考え方なのですが、職員室は前者の考え方の

先生もいらっしゃり、意見を全部聞くと、混乱します。

 

「高校生で自己責任の重さを体験させないで卒業させるのか」

 

と私自身は考えているのですが、それでクレームがきたらどうするんだ、と

考える先生もいるのです。

 

私自身も、受験生時代、書類に不備をしてしまい、書き直さなければ

ならない事態に直面したことがあります。

そのせいで銀行のテラーの方に怒られたりして、書き方を学びました。

同時に、郵便局や銀行での受付の仕方も覚え、これが大学生から

大いに役立つことになりました。

 

その時は、もちろん、担任を一切通していません。

担任は、私がどこに出願したかも知らなかったのではないでしょうか?

 

でも、失敗を通じて、色々覚えていくのではないでしょうか?

 

お恥ずかしい話、大学生まで、新幹線は切符だけで乗れると思っていました。

そこで「特急券」が必要であることを学び、買い方や予約の仕方を覚えました。

 

失敗から学ぶことっと、多いんじゃないかな? とは思いますが、

私たち教員は、つい「失敗は成功の素」と言っておきながら、

失敗の因子を事前に摘み取り過ぎているのではないかと

感じています。

 

何が正しいのか、模索中です。