「先生の受験時のモチベーションはなんだったんですか?」
モチベーションが上がらないという生徒が三者面談時に私に
そう質問しました。
私は受験時はそんなことは考えたことがなく、自分は一体
どこの大学にいくのだろうと、不安を抱えていました。
数ヶ月後に成績が上がる保証もなく、自分が一体どこに
向かっているかも分からず、1日が矢継ぎ早に過ぎていく。
そんな感覚を持っていたのを覚えています。
9月には自分のプレッシャーに耐えることができず、
ダウンしました。それは河合記述模試の日だったと記憶しています。
当時はやっと「数学の教員」ということを考えていたので、
これ以外に自分の道はないことを覚悟していました。
(これ以外、何もできないだろう、とも思っていました。)
それ以来、私のモチベーションはその「数学の教員」という
ことだけでした。受験の最後にはモチベーションということも
意識する余裕さえなくなったので、覚えていませんが、
受験生時代はそんな感じでした。
私は上記のことをありのままにお話しました。
三者面談や生徒と1対1の面談では、ほぼ本音で話します。
建前では通用しないと思っています。
モチベーションなんて、そう簡単に上がるものではありません。
上がらないから悩むし、どうすれば上がるかを考えます。
簡単に上がったら、誰も努力はしません。
なので、悩むのは当然だと考えています。
まぁ、こういうことを保護者の前でも言ってしまう自分は
どうなんでしょうか、とは思います。
三者面談も明日で全員終わります。
明日もドラマが待っていそうですが、
志望理由書の添削に追われているので、結構しんどいです(笑)。
河合マーク模試のⅡBはその合間に解きました。
その話題は明日記事にいたします。