授業中は脳に汗をかいてください。
最近、どの授業でも私がよく使う言葉です。
私の授業では予習をさせません。
(禁止すると隠れてやってくる生徒が出てくるのが面白いです。)
予習をすると、恐らく私は50分話し続けます。
そうではなく、1題でも多く問題を解く、
これが目の前の生徒には必要かな、と。
当然、必要なものは解説をしたり、生徒と対話します。
あとは解くことで勉強できていないことを受け止めさせます。
平気で厳しいこともいいますが、できないことを
生徒は簡単に肯定してしまうので、それを思いっきり
否定します。
できていないのは、勉強していないからか
考えて解いていないからのいずれかに分けられます。
だからこそ、まずは脳に汗をかいて問題を解いてほしいのです。
いつも生徒に言うのですが、授業で問題が解けたかどうかは
重要ではなく、授業中によく考えたかどうかに焦点を持ってくることが
重要ではないでしょうか?
「脳に汗をかく」と言うのは
2月の勝者の8巻にこんなセリフがあるからです。
「皆さんが予習なしで挑めるよう初見の問題を出します。純粋に実力勝負です!
そして、決して解き方を暗記してはいけません。1問1問脳みそが汗をかくような
頭の使い方をすること」
学校の勉強の本質、ってこういうことだよな、と思いながら
日々授業をしています。