いつもご覧いただこ、ありがとうございます。
今日は日曜日なので、外部の研修会に参加してきました。
オンラインの研修も日常になってきました。
今日は、探究×SDGsというテーマの研修会でした。
https://www.asahi.com/ads/tankyu-sdgs/
2時間半という長丁場でしたが、何とか聴き切りました。
(最近は長いと集中力が…)
探究活動は私も大変興味があり、授業に取り入れたいと思っています。
それよりも「教科書からはみ出て、どんどん面白いことを共有したい」
というのが今の思いです。
面白い、というのは、私が面白いと思うこと以外にも、
生徒が面白い、と思うこともそうです。
今年の中1はそれができるのではないか、と思うのですが、
コロナでグループワークがしにくい点と、まだ私のアイデアが
乏しい点の2点で悩んでいます。
この研修会で、ある小学校の先生が仰っていたのは、
「生徒があっと驚く題材を使う」
というものでした。
あっと驚くの教材は「身近であったのに、知らなかったこと」
だとも仰っていました。
探せば結構ありそうだな、と思います。
あとは他教科とのコラボです。
私は賛成で積極的にやりたいのですが、一緒にやってくれそうな
先生と授業が被っていないので、うーん、という感じです。
最初は、一人で勝手にやろうかな、とか思っています(笑)。
やったら紹介しますね。
あと、今日一番の学びは「システム思考」です。
https://www.change-agent.jp/systemsthinking/
↑Change AgentのHPが分かりやすいです。
課題を解決したつもりが他の問題を産むことがあります。
それをモデル化してまとめていくことで、その回路を
構造化し、問題解決を図るものです。
マインドマップが浸透してきていますが、
まだこのように問題解決という思考回路が浅く、
どう考えればいいのか、と思っていたので、
システム思考は非常に便利だと感じました。
SDGsも、1つの目標解決に注目し続ければ、
他の目標に影響が出ます。
「飢餓をゼロに」するために、資源を乱獲してしまっては
「海の豊さを守る」ことに反します。
「気候変動に具体的な対策を」することで、経済のスピードを緩めて
しまうと、「働きがいも経済成長も」失速します。
このように、1つ問題を解決すると、次の問題を生じさせるか、
別に影響が出ることになるため、その都度対策を講じるしかないのです。
探究活動は、解決策を考えるだけでなく、そのような問題も考える
必要があります。これをサイクル化することで、持続可能な社会が
生み出されるのではないでしょうか。
そう、考えれば考えるほど、探究活動は深いのです。
間も無く、学校の教科の中に、探究がやってきますが、
早急に私たち教員も意識をしなければならないと思います。
(そうでなければ、単なる問題演習の時間になってしまう懸念もあります。)
こういう研修にもっと意識を向けていきたいです。