いつもご覧いただき、ありがとうございます。
週6勤務も終わりを迎えます。
でも、明日も家で仕事をします。
教員の仕事は底がないのでいくらでもできてしまうのが
いいところでもあり、まずいところでもあります。
(他の仕事もそうだとは思いますが…)
共通テストが来年1月の実施で進みそうです。
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20200522-OYT1T50219/
・目的を失った入試改革
・コロナによる3ヶ月の休校
・教育格差
などには目もくれずの実施、今の日本を象徴しています。
(つまり、実施側の都合で判断されています。)
対大人まだまだしも、これからの国を担う若者に対してそれでいいのでしょうか?
そういう大人の姿勢が、さらに悪化した大人を生みます。
しまいには「コロナ世代」という不名誉な称号までもらうようになったら
たまったものではありません。どこかできちんとして欲しいと思います。
さて、今日の午後はみんなのこれからの授業展を見学しました。
2週間前に第1回に参加し、学ぶことが多かったので、第2回にも参加をしました。
仕事の合間に聴講したので、ずっと視聴することはできませんでしたが、
今回も学びが大変多かったのでまとめてみます。
このオンラインの普及によって、
・いつでも
・どこでも
・誰でも
ほぼ等しく教育を受ける機会を得ることになります。
(そのためにはネット環境とオンライン機材が必要となります。)
不登校の生徒、海外にいる生徒、入院中の生徒、コミュニケーションが取れずに
教室に入ることができない生徒…様々な状況の生徒にも十分に手を差し伸べることが
できるようになります。今はまだ
オンライン授業をやらなきゃ!
という流れがあり、功罪がクローズアップされているところですが、
生徒が学校に来るようになれば、オンラインもオフラインも併用して
使っていけばいいと思います。
今はオンラインでしか授業をしていないので、見えなかったのですが、今日の対談の中で
オンラインもオフラインも、目的は「生徒が個で学習するか」
という話があり、かなり刺さるものがありました。
自宅学習中は、生徒の「個」の学習にどうしても期待をせざるを得ません。
ある授業で小学生が色々言っていましたが、
「僕たちが考える前に先生が答えを言っちゃう」
「考えたり話したりする時間がない」
そうか、これからはもっと個に力を入れなければならないのか。
私たち教員の目的は、「生徒の自立=大人化」であった。
生徒のために! と思うと、つい我を忘れ、なんでもやってあげたくなってしまいます。
しかし、これからの時代はそうではありません。
もっと自分で考えたり工夫したりするために、学校があるはずです。
周りを見ていても、このような考えを持ちながら仕事をしている人は
本当に少ないことがわかります。
こうした勉強会で色々な方の意見を伺ったり、本を読んだりして
愚直に学んで行かないと、自分の考えに固執してしまうと思います。
↑昨日から読み始めた本です。妹尾昌俊氏の『教師崩壊』(画像はAmazonより)。
今はまだ学んでいくしかないですが、1つでも周囲や生徒に還元できるようにしていきたいです。