コロナによる休校決定等による対応で
バタバタしすぎて書く状況下にありませんでした。
昨日も体調を崩し、ヤバい、とは思いましたが
熱はなく。
さて、今日は始業式でした。
わずか1時間半の登校。明日からは臨時休校になります。
私は高校3年生の担任になります。
実は中学1年生から持ち上がりです。
ずっとこの生徒たちと一緒。
クラス替えがないので、なかなか濃い生活です。
辛い時も、苦しい時も、楽しい時も…
本当に「家族」のようになってしまったような気がします。
周囲からは「馴れ合い」とか言われることもありますが、
それはまずいことなのでしょうか?
確かに、他の刺激に触れるべきだという意見もあるし、
私自身もそう思います。
他の刺激が増えるか否かは、担任である私次第だと思います。
私の接し方や生徒の捉え方を変えてみることで、彼らも色々と
気付きが増えるのではないでしょうか?
弊害も多いのかもしれませんが、縁あって受け持った生徒。
最後まで卒業まで向かわせてもらいます。
彼らの目線から見れば、人生の約1/3が私との生活です。
果たしていいことなのか悪いことなのかは分かりませんが、
私に良くも悪くも影響されているのは事実です。
生徒と喋るときは、「誰かに似ている」と思うときもあります。
ここまで影響されるのか、と興味深く見ています。
「下手なことはできない」と冷や冷やしている日々です。
ずっと一緒にいていいことは、互いの成長が良く見えるということです。
生徒の成長はもちろん、私自身も成長していることが見えます。
頭ごなしに怒鳴っていたのが、まずは話を聞くことで腹を割ったり、
押さえつけるのではなく、自分で考えて行動できるようになったり、
私が見ていなくても、静かに独習(私は自習を独習と呼びます)できるようになったり。
あまり例のないことだとは思いますが、私は貴重な体験をさせてもらっていると
思います。
そんな貴重な体験が、さらに1ヶ月なくなることになりました。
首都圏では臨時休校が続くことになります。
本校もGWまで休校です。
ただ時が過ぎるのを待つよりは、通信機器(ICT)を使って、色々配信していきながら
できることを粛々としたいと思います。
私ができることなど、微々たるものですが、それでも彼らとの最後の時間ですから、
悔いのないようにやりたいと思っています。