この日は教科の会議で、先日のセミナーの話題をあげました。

 

 

線形計画法の指導の仕方を

若い先生にも

 「○○先生だったらどうしますか?」

と聞くことで、話をどんどん深めていきます。

 

 

「x+yだと文字が2つで扱いにくいから、1つのkに統一する」

「x+y=kをグラフに落とせないか試行錯誤させる」

 

など意見がいろいろ出てきます。

 

ベテランの先生からは

 「具体的な数で考えてみる」

と出てくるので、議論が面白くなっていきます。

 

これが「会議」です。

 

だれもが話す機会を与えられ、かつ

少々ずれた議論をしても、ベテランが包んでくれるようなこの感じ。

これが様々なアイデアを生むのではないでしょうか?

 

恥ずかしながら、本校の会議は基本連絡事項で終わります。

そして、「例年通り」に落ち着きます。

典型的な「日本人の会議」です。

どのアプリを使うかでもめます。

そこに生徒はいないのです。

 

私はこれが嫌で仕方ないので、何かアクションを起こそうとしています。

お蔭様で、進研模試の平均点偏差値は数学が最も上がっている(ようです)。

 

今後も本校でこうした議論を増やすことで、更なる高みを目指したいと思います。

そして、こうしたことを多くの方々にも還元していきたいです。