この日は生徒が試験勉強をするというので
朝から学校へ。
19時までやり切りました(私が)。
同僚は「学校に住んでいるよね」とよく言いますが
もはやその域です。
後輩が学年集会のプレゼンを任されているようで
その相談に来ました。
「何をどう話したらいいのか…」
ということだったので、その整理を手伝いました。
「これでいけそうです」
と言うので、あとは任せることに。
でも後輩は、
「いつも先生に頼りすぎているので、いいのだろうか、と思います」
と最後に私に向かって言いました。
そこに気づいてくれただけでいいと思います。
教員が強烈な「当事者意識」を持ってくれないと、
生徒にもその意識が芽生えないと思います。
つまり、何かあれば全て人のせいになる、ということです。
生徒に「人のせいにするな」と言っている教員こそ
人のせいにしているなんていうことは本当に多いと思います。
それが個々の成長を妨げる大きな原因になると思います。
「気付かない人はずっと気付かない」
というのが私の根底にあるので、
後輩はそれに気づいてくれただけでも大きいと思います。
私は強烈な「当事者意識」があるようです。
自分では自覚がなかったのですが、それを教えてくれたのが
周囲の人であり、生徒たちでした。