最近、授業をしていて気になることが。
生徒の書く力が弱い気がしています。
私の指導力不足も当然ありますが、
それだけではないきもしています。
「問題」→「解答」のプロセスに
時間を要するのが数学です。
そこに「時間をかけたくない」「楽をしたい」
というのが生徒の気持ちとして表れてきているような気がします。
その中にもひたすら書く生徒はいます。
その生徒は高い確率で成績も良いです。
あとは「書き方」を学んでもらいたいところです。
判別式Dを用いる場合、
y=ax^2+bx+cの判別式をDをおくと、
D=b^2-4ac>0
これを解いて…
よって、グラフが異なる2点で交わる範囲は…
などとやると減点です。
b^2-4acは2次方程式でしか用いられませんし、
グラフが異なる2点で交わるための条件がD>0です。
なんとなく書いたり、億劫がったりすると
試験等では減点のリスクを生みます。
そうならないために、私(教える側)も
きちんと書かなければならないので、
手を抜くことは許されません。
そこで読んでみたのがこちらです。
↑画像はAmazonより。
「ああ、うっかり書いてしまうな」という誤答を
ふんだんに載せてくれているので、すごく勉強になります。