この日は
共通テストの記述式(を止める)のシンポジウムに行きました。
数学はしょっちゅう見るのですが、国語もなかなかまずいな、と感じました。
↑https://www.asahi.com/articles/ASMC85VB7MC8UTIL041.html
確かに①〜④の条件が多く、表現力の幅が狭まっています。
これを120字で納めるのでしょか?
↑ 以上、http://www.koukouseishinbun.jp/articles/-/3122?page=2
例えば、問1を見てみましょう。
参照する資料は、どれになるでしょうか。
見るのは資料①②③どれでもなく、最初の生徒会活動規約になります。
12条と13条をまとめれば解答になります。
問2も資料3を見れば、「部活動の延長」が議論に上がることが
明らかです。
すると、資料1・2は…
何が言いたいかというと、読解力は「資料から探す力」なのでしょうか。
文章には書いた人間の主張や意図があり、それを理解し、別の言葉で表現したり、
因果関係を明らかにしていくことが「国語」という教科の特性(だと思っていました)
ではないでしょうか。
時代の流れもあるのか、それが違う方向に向かってしまっていることと、
そう操作されていることに残念さを覚えます。
記述式がなくなることには賛同しますが、このような問題が引き続き提供される可能性があるのならば、
さらにまずいことになるのではないでしょうか?