生徒から、

 

「問題集、紙とデジタルとどちらがいいか」

 

と質問を受けました。参考書を参照しながら授業に

臨んで欲しいので、数研出版のチャート式を勧めています。

 

その質問がきたら、私はどちらも見せて比較させるようにしています。

私のiPadには青チャートのデジタル版がインストールされているので、

どちらがいいか判断させています。

 

多いのは圧倒的に紙の方です。

 

デジタルだとまだ使いづらさがあるのでしょう。

 

しかし、重さを考えるのであれば、デジタルの方が圧倒的にいいです。

青チャートをⅠAからⅢまで全部持ち歩くと、カバンはいっぱいになります。

その点全てがiPadに入るデジタル式は便利と言わざるを得ません。

 

ICT化を進める学校は「基本はデジタルに」するように指示しているそうです。

 

しかし、それは本来使用する「生徒」が決めることです。

紙かデジタルかどちらかしかないのであれば仕方がないですが、

どちらもある場合は、自分で判断すればいい話なのです。

 

つまり、こうしなさい、と指示することが、生徒の判断力を奪っているのではないでしょうか。