今回はある記事を紹介します。

 

https://dot.asahi.com/wa/2019101000046.html?page=1

↑東大名誉教授の上野千鶴子氏の「高校教育は学問ではない」です。

 

「そう言われればそう」という感覚ではなく「私がずっと思っていたこと」でした。

 

私の高校時代も同じような教育を受け、今もそれに変わらない教育が展開されています。

 

数学で言えば、教科書の例題の解き方を聞いて、その下の練習問題を解く。

もしくは傍用問題集を解く。

 

受験に必要ないから、という理由で、いくつかの内容がかっとばされていく。

 

学生時代にはそんなことも疑問にすら思いませんでしたが、

今ではかなり違和感を感じていました。

 

でも、そのおかげ(せい)か、あまり何も考えなくても

流れに乗っていけば定期試験も学校行事も乗り越えられるようになってしまった気がします。

 

本を読むようになって、頭を使うことが好きになったので、

使わないでいい状況を見ると、不思議な気持ちになります。

 

でも、私もまだ「試験範囲を終わらせる病」から抜け出せていないから

人のことなんて言えません。

 

もっと、知的好奇心をくすぐるような授業をしたいのに…と

グズグズ思っています。