この日は色々挽回しようと、落ち着いて授業。

いつもよりも丁寧に、そして生徒と対話しながら進められました。

 

生徒の表情も良かったので、「よし」とします。

 

つくづく、授業は「生き物」だと思います。

マニュアル通りに進めても上手くいかないし、

臨機応変に進めようとしても、その時の生徒の状況や

理解度でまるで変わってきます。

 

 

 

授業といえば、こういうことが言われているそうです。

 

http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo3/002/siryo/__icsFiles/afieldfile/2018/06/20/1406021_17.pdf

 

学校3.0verという取り組みです。

Society5.0に合わせて、知識重視型から資質能力型に授業を変えましょう、というものです。

 

私は先日研修で習ってきましたが、このような流れは各学校に通達されて話し合いがなされているものなのでしょうか。

 

「ポートフォリオ」、「STEAM教育」、「高大連携」、などの個々の単語は話題に上がりますが、

全体として「学校3.0」という取り組みへの転換が行われていることが、どれほどの認知されているのかが

気になっております。

 

時代に合わせた授業の質の転換は必要なことですし、取り組んでいくべき課題です。

 

しかし、ある程度の枠組みがある場合は、その枠組みを提示されなければ、授業はその担当者の

力量頼みになります。学校3.0に挑戦できる方もいれば、学校1.0で止まる方もいらっしゃるということです。

 

私の勤務校だけが知らない状況であればまだいいのですが、全体としてどれほどなのかな、と思っています。

ちなみに、研修で私の隣に座っていた先生も「知らなかった」と仰っていました(首都圏私立名門女子校の方でした)。

 

教育関係のニュースは「英語民間試験」が主だっていますが、それ以外の部分でも

色々改革が進んでいるのだな、と実感しつつ、知らないところで色々動きがあることの

怖さにも懸念があります。