いよいよ、来年の英検s-CBTの申し込みが開始されました。

 

https://www.eiken.or.jp/eiken2020/

 

 

教員、生徒の立場からこの英検を見てみたいと思います。

最近、私は数学の教員なのか進路担当なのか分からないくらい

になってきました。

 

1.教員

 「とにかくみんなに申し込みをさせないと…」

 躍起になります。全員受験というキーワードに動かざるを得ません。

 GTECやTEAPではなく、英検です。一部大学を覗き、扱えるところが多いのです。

 ノルマのように生徒に申し込みを促します。

 流れに乗り遅れては大変です。

 私は、「全員受けさせることに意味があるんですか?」

 なんて言った日には、困った顔をされます。

 

 要するに、よくわかっていないのです。

 

 

2.生徒

 「来年の受験のものなのに、もう申し込むんですか?」

 「なんでもう3,000円も払うんですか?」

 「私の行きたい大学は、英検利用について発表がないんですが…」

 

 上記は私のクラスだけの質問です。

 そう、お金をとるんです。僕、準2級を持っているんですが、

 という生徒からも、準2級代をとるんです。親はカンカンらしいです。

 

 情報がまわっていないのではなく、コロコロ変わるから追いつけないのです。

 英検に問い合わせても、「こちらも分からなくて」と言われるのに、

 私たちがどう分かれというのでしょうか。

 

 そして、一部大学では、英検利用について発表がないのも事実です。

 入試方式変更の場合、夏までには提示をして欲しいのですが、

 それも見えません。東工大の英検はどうするのでしょうか?

 

https://admissions.titech.ac.jp/examination/pdf/2021yokoku247381.pdf

↑東京工業大学 令和3年度入試の変更(英検利用含む)

 10月11日発表

 

国立大学等の入学資格に該当する場合は、事前に話をしていたので、いいのかもしれませんが

(でも、これはこれで問題ですよ。)

それ以外の生徒はどうすべきなのでしょうか? 完全にこちらの判断です。

 

そして、こんな質問も

 「先生、CBTとs-CBTは何が違うんですか?」

 

そう、難しいよね。面接の形式が異なるのと、テストセンターの座席の数が違います。

 

https://www.eiken.or.jp/eiken2020/flowchart-hs3.html

↑英検協会 フローチャート

 

混乱の中、挙行されるのでしょうか。