行ってきました。結構楽しみにしていたイベント!
教育新聞に載っていたので、即申し込み。
土日のイベントなのですが、土曜日は文化祭だったので、
日曜日だけ参加しました。
もっとも気になっていたのは、
記念鼎談に、麹町中学校の工藤校長が登場することです。
明治大学学長の土屋先生と、APU(立命館アジア太平洋大学)学長の出口先生も
ご登壇されるということで、期待が高まります。
最初は朝日新聞の講演に参加。
「事実」と「意見」を文中で見分けることが必要であることと、
新聞の2面以降にある表・図ありの記事を読むことは必要だと学びました。
確かに、共通テストの英語プレ問題にも、事実と意見を選ばせる問題がありました。
そして、記念鼎談に参加。大勢が押し寄せると思ったから、30分以上前には着席。
10分前には会場が溢れかえっていました。
気になるフレーズを記しておきます。
工藤校長
「手を掛けるほど、子どもは自立できない」
→正直、私は生徒に手をかけすぎているような気がします。
相談があればきき、気づいたことがあれば呼び、
数学ができなければ教え、親御さんとも会話し…
ずっとそうやってきたから、生徒が成長しきれないのではないかと
思いました。現状、生徒は人のせいにする傾向にあるので、
私の責任は重いと感じました。
出口学長
平成の30年間で、我が国の国際競争力が1位から30位になった
→アジアをはじめとした国々が成長している反面、我が国の成長が
遅くなっている証拠でしょう。その根本原因が教育にあることは自明です。
出口先生のおっしゃる通り、今世界で活躍する企業(Micro soft・Apple・Amazon etc)
などが何を見ているのかを考えなくてはいけません。
ちなみに、企業ランキング上位50社のうち、我が国の企業はトヨタだけです。
http://honkawa2.sakura.ne.jp/5410.html
↑社会実情データ図録より
最近、私が生徒に言うことは「オタクであれ」です。
何かを突き詰めて学んだり、調査したり、とことんやり尽くしていくと、
いろいろなことが見えてきます。
そうした中で「創造力」を養うことができるはずなのです。
私の目の前の生徒は、どうも失敗を恐れ、誰かの意見に賛同し、
自分から何かをすることに恐怖感を持っているように見えます(というかそうなのです)。
そうした中で、何かイノベーションが起こる可能性は低いと思います。
もっと、私自身も(学校全体も当然ですが)工夫が必要だと感じました。
長そうなので、続きます。