先日から英検sCBTのサイトが公開されています。
過ぎていますが、9月18日より、予約開始となります。
https://www.eiken.or.jp/s-cbt/index.html
学校も生徒も保護者も、英検を取ることに
躍起になるでしょう。
そもそも、この制度をよく理解していない
方も大勢いらっしゃると思います。
(混沌とし過ぎているので、当然だとは思います。)
とうとう、英語外部検定が、「手段」から
「目的」へ変わってきました。
英検は、英語を学ぶための「手段」や「方法」でしか
なかったはずです。それを大学入試で使うとなると
状況も変わります。
英検を受検すること自体が「目的」となるのです。
国立大学の中では、出願資格となる大学もありますから、
ウェイトが大きいのもあるでしょう。
しかし、英検を受けたから入試を突破できるわけではありません。
その先、志望校の入試問題を研究したり、
自分の苦手分野や応用問題に多くの時間をかけて向き合うことで、
入試を突破できるのです。
しかし、この外部試験の流れは何でしょうか?
目的なのか、手段なのか、もはや見えなくなっているし、
これに気づく人も多くありません。
これがこれからの大学受験なのでしょうか。