特に大したことをしていないので本の紹介をさせてください。
↑Amazonより。
「旧名門校vs新名門校」という本です。
私は私学に勤めている上に、私立中高出身なので、私立のことは気になります。
特に、最近は男子校・女子校だった学校が共学になったり、
併設型中高一貫校が完全中高一貫校(高校募集の停止)を行ったり、
私立大学の参加に入る一貫校が現れたりと、少子化の煽りを受けて
私学も生き残りをかけています。
ただ「勉強をしてある程度の偏差値の大学への進学を目指す」
だけでなく、学校の教育の中身が見られている気がしています。
ただICT機器を使うのではなく、海外の学校とスカイプで
会話をしてみたり、大学とコラボした授業が展開されたりと
私学ならではの教育活動が注目を浴びているのではないでしょうか。
コストパフォーマンスの面で見ると、公立中高一貫校の勢いは
驚くべきものがあります。研究授業等も盛んに行われている学校も多く、
本校の教員も勉強会に参加しに行っています。
中学入試では、私立が、公立の「適性検査」に寄せて
適性検査型入試なるものを実施しています。
実施校数は年々増加の一途です。
色々書きましたが、学校も生徒募集(争奪の部分もあるかもしてません)
のために、様々な取り組みをしながら日々進化をしています。
本校も負けるわけにはいかないけど、さてどうしようと、
期待と不安を抱かずにはいられませんでした。