↑画像はAmazonより。
「目的思考」で学びが変わる
を読ませていただきました。
25日のQubena勉強会の後に、本屋で即購入しました。
麹町中学校は、今後の学校のモデルとなっていくべきです。
何の目的で生徒と接するのか、
最近この線引きが曖昧になっている嫌いがあります。
例えば、生徒を叱るときはどのような場合でしょう。
私はよく叱る教員でしたが、あるときパタッとやめました。
生徒は叱らなくても分かってくれるからです。
ただし、生徒の生命を脅かすことをしたとき(暴力、いじめ、言葉の暴力)、
嘘をついて誰かに迷惑をかけたときは容赦無く行きます。
勿論、時間は短く、生徒がなぜ叱られるのか納得できるようにやります。
多くの場合、生徒や保護者様からはお礼かお詫びの言葉をいただきます。
ただ、悪いことをした=叱る、でも、教員の憂さ晴らしでもいけないと思います。
目的は、生徒自身が「非常に悪いことをした」をいう気持ちを持つことです。
こんなことを書いていますが、私自身、目的を明確に持って上手く生徒に向き合っているか
どうかは分かりません。まだまだだと思います。
ただ、自分がしていることにしっかり目的意識を持つことを常に忘れないようにしなければ、
ただの押し付けになるな、と考えています。
そう考えると、改善すべきことは(自分も他人も)たくさんあるように感じます。