この日は高2(自分のクラス)に加法定理を教えました。
(ヤバい、進度が遅い!!)
字が小さいですが、自分の板書計画です。
(ファミレスで予習しようと思ったら筆記用具を忘れ、
店員さんにボールペンをお借りして書きました!)
加法定理を扱い際に、
「覚えさせる」か「理解させるか」で議論が分かれる場面を見たことがありますが、
私はまずは「覚えさせる」派です。
その際は、生徒に覚える理由も伝えます。
それは式がすぐに出てくることが問題を解く上で重要な場合があるから。
といいます。
センター試験だと、加法定理がさっと出てこないと解けない問題もあります。
その際に、いちいち頭からつくっていては時間が足りない場合も考えられます。
理解を繰り返していくうちに覚えてしまうと思いますが、いずれにしろ、さっと出てきた方がいいでしょう。
一方で、証明を全くしないのも怖い部分があります。
99年の東大を始め、原理原則を聞いてくる問題も増えてきています。
共通テストの試行問題は正弦定理の証明を会話文形式での出題でした。
なので、ある程度(最初はざっとでもいいのかな?)原理は押さえたうえで、
加法定理の式を頭に入れ、問題を解かせた方がいいのかな、と思っています。
ただ「覚えなさい」では、生徒も納得はしないと思います。