この日は終業式でした。私は高1の担任でしたが、その仕事もこれが最後になります。
そして待ちに待った春休みがやってきます(ほぼ仕事でつぶれましたが)。
生徒には色々返却物を返しながら色々語ります。
昔、先輩に
「教員は語れなきゃだめだ」
と言われたことが心に残っています。
何を語るかは前日に考えるのですが、小言だったり、ニュースを見て思ったことだったり、
私自身が勉強したり、人と会ったりしたことだったり、色々です。
何を語ったかはなるべくメモしないようにしているのですが、1人でもいいから
生徒に届いてほしいな、と思っています。
実際に「先生は以前○○と言っていましたよね」と言われたことも何度かあります。
(当の本人、覚えていません…)
だから、担任は何を語るかが勝負だと思います。
朝のSHR(ショートホームルーム)もただの連絡事項で終わらせたくありません。
連絡事項は生徒のiPadに配信してしまえば手間も省けます。
どんな人材になってほしいか、どんな世の中になっていくか、
なんで勉強なんかする必要があるのか、なぜ挨拶をするのか、
理論をまくし立てるのではなく(私はこの傾向にあるので反省…)、
思いを伝えることができれば、と思います。
この日も何か語ったらしいのですが、覚えておらず。
覚えないことで、何か柔軟な発想ができるのかな、とも思っています。
五月蠅い教員ですが、どんどん語っていきたいと思います。
(数学を語りすぎると内容が難しくなるので、担任として語りたいと思います。)