10日はポートフォリオの研修会に行ってきました。
ポートフォリオは、生徒がやってきたことを振りかえるツールで、
Classiやスタディサプリ(リクルート社)が提供しているデータの
ポートフォリオをe-portfolioと呼びます。
これが新入試の調査書に関係してくるとのことなので、
高校では戦々恐々としています。
どう使われるのかが分からない実態があるので、
各学校(研修会にいたところですが)も「どうしよう」
というところでした。
先日紹介した群馬大学では入試改革が行われる
平成33年度入試の変更点について、情報がアップされていました。
http://www.gunma-u.ac.jp/wp-content/uploads/2018/08/f63279a7b69eca687609c87f2d5c5e1d.pdf
データでも紙でも調査書の提出が可能のようです。
やはり、「どのような」生徒か見られるのかな?
でも、何万人も受験をしてきたら、果たして調査書やポートフォリオを
じっくり見てくれるのかもまだ不透明です。
話しはそれますが、生徒がポートフォリオで書いた文章は、教員サイドでは訂正ができないので、
慎重になります(寧ろ、個人情報に当たるようです)。
出願時には「これを本当に提出していいのか」と不安にもなるはずです。
記入欄も増えるので、どんどん心配になっていきます。
研修会では、私の職場を含めた多くの学校が「どうしていいか分からない・試行錯誤」
状態でした。iPadやPCが生徒に導入されていない学校も多くあり、その学校は
3年生でどたばたしなければならないのか、不安とのことでした。
続きます。