予想通り、雪のため休校になりました。
大して降っているわけではありませんが、
交通機関のマヒも考慮しての判断だと思います。
私はゆっくりと出勤して、いろいろ準備をしていました。
明後日11日は生徒と登山の予定なのですが、
11日も降雪予報があるから、無理しない方がいいかな、
と思っています。
こんな状況ですが、私は数研出版のセミナーに
赴きました。
話題は新テストの試行調査問題とICT活用でした。
https://www.dnc.ac.jp/daigakunyugakukibousyagakuryokuhyoka_test/pre-test_h30.html
[↑大学入試センターのHPです]
新テストについては、「教科書を読む」というのが一本の筋として読み取れました。
会話文が長いのが特徴ですが、やっていることは正弦定理の証明だったりします。
正弦定理の証明は、多くの教科書に載っていることである上に、ネットで探すと
多くのやり方で出てきます(私は教科書のやり方が好きです)。
ただ、公式を暗記して数値を当てはめるのではなく、
この式が言わんとしていることは何なのか、や
別の方法(別解)を考えてみることも重要だとのことでした。
数学の面白さは、別の視点から問題を見ても、答えまで辿りつけることに
あると思います。その問題に対し、頭をどう使うか、そこが楽しかったりするのです。
しかし、授業がただ公式の紹介になってしまったり、生徒も教科書の公式の部分に
マーカーを引いて終わってしまう傾向もあるようなので、この試験が試行されたら
そのような授業や勉強法も陰ってきてくれるのではないでしょうか?
続きます。