昨日はリクルートの方と話しをさせていただいていました。

 

もっとスタディサプリを活用できないか、との相談でした。

 

反転授業をするにしても、結構難しいものがあります。

動画を見てくることを課題にするのには、相当の下地が必要です。

 

例えば、数学の三角関数が全く分からない生徒が、自分で家や

学校の自習室で動画を毎日見てくるか、ということです。

 

東進の映像授業もそうですが、映像授業がどんなに分かりやすくとも、

その前提は「自分で勉強ができる生徒」です。

 

自分で勉強ができるようになったのに成績に不安がある場合は、

映像授業は相当の効果を発揮するはずです。

そうでない場合は、(まだ)手取り足取り見てあげなければならない場合もあります。

 

意味付けと意識づけをきちんとしていかないと、動画を見ることがただの作業になってしまいます。

この辺は導入している以上、悩ましいところです。

 

しかし、スタディサプリが扱っている「到達度テスト」は生徒それぞれの弱点が浮き彫りになるものなので

非常によいと思っています(実際に使ってみるかは分かりません)。

[https://teachers.studysapuri.jp/case/archive/tag/%E5%88%B0%E9%81%94%E5%BA%A6%E3%83%86%E3%82%B9%E3%83%88]もご覧ください。

 

ICT教材も飽和が予想される中で、すべてのことをやっていくのは容易ではありません。

そろそろ取捨選択して、スマート化を図るのが適当な時期に来たと考えております。