この日は東進ハイスクール主催の「夏の教育セミナー」に参加してきました。
登山の疲れも残っており、肩が上がらなかったのが気になりました。
いつもは一駅分くらい歩くのですが、丸の内線の新宿→西新宿をつい利用してしまいました。
最後が懇親会だったのですが、ある大学の教授の方とお話しする機会を頂きました。
どうやら、この大学の多くの学生が海外に目を向けていないようで、
行ってもすぐに日本へ戻ってきてしまうそうです。
私は、中高6年間で、英語を話す機会を十分に与えられていないことが原因だと
感じていましたが、それだけではないようです。
[コミュニケーション英語でコミュニケーションをとっている英語の授業がどれだけあるかと、
ネイティブ教員が入って、会話をする授業がどこまで充実しているかです。]
教授の方は、以下を付け加えられました。
日本のQuality of lifeは世界一であるので、それを求めてしまうと、日本が居心地よくなる。
これからの社会情勢を考えると、大企業を中国系・韓国系の企業が買収していくことも
考えられるので、日本だけに目を向けてはいけない。
ごもっともなことなので、納得しました。日本の生活レベルの高さは、海外に行って初めて感じることだと
思います。
電車は時間通り来ますし、粗大ごみのにおいがどの街に行っても蔓延しているなんてことはありません。
free wi-fiの電波も強く、コンビニは24時間営業です。
これを当たり前と思わず、どこでも仕事ができることが、これからは真に求められる力なのかもしれません。
[https://www.jata-net.or.jp/data/stats/2014/06.html]より。法務省データ。
確かに、29歳以下の海外渡航者は24.5%(13年度)と、多さを感じない部分があります。