子どもの声を「きく」ってどういうこと? | Teacher Kuroda 奮闘記 【La C Lo】

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愛知県日進市で、小中学生に数学&総合学習を行う「数学コーチングⓇ」、自己探求を行う「対話と探求」、様々な世代を対象に子育て、キャリア教育などを行う「La C Lo サポート」。
共育共創家の黒田忠晃が、日々の出来事、教育に対する想いなどを綴っていきます。

昨日は、koeni主催の

令和5年度日進市市民自治活動推進補助金事業

「子どもの声を「きく」ってどういうこと?」

を開催いたしました。

 

まずは、代表から

企画意図や危惧していることを皆様に

お伝えしました。

 

子どもに関する施策をつくる時に

子どもの声を取り入れることが義務化される方向で

進んでいるからこそ、

本質からずれた事をきくことできいたことにされることは

何としてでも避けたいところです。

それは、子どもを傷つけます。

 

前半は、「きく」をテーマにし

3つのしつもんに答えていただき、

グループごとで共有していただきました。

 

後半は、

3人のスペシャルゲストの中学生をお招きして、

いろいろお話しを伺いました。

当事者の声を聴くことは本当に大切です。

 

的を射た話がたくさん出てきました。

 

子どもを利用して、

自分たちがあたかも「いいこと」をしているかのように

見せることをする人達が必ず出てきます。

SDGsでもこういったことが多分にあります。

 

こういう人達に限って、

派手に見せることは得意ですが、

目的がずれているため、

長く続くことはなく、

結果的に子どもを裏切ることになります。

 

これに関することも

中学生の子が言葉にして伝えてくれていました。

 

今回発行したフリーペーパー「子どもの意見にっしんvol.2」で

様々な子ども達の声が載っていますが、

こういった生の声を大人達に届けていくことが必須だと思っています。

声を出したくても出せないのが現状なので。

意見表明権を保証する機会をこの場で創っています。

 

にぎわい交流館で今展示もやっていますので、

ぜひ生の声に触れて頂きたいと思います。

 

 

感想も充実したものばかりで、

私たちの伝えたいことが多くの人に伝わっていくと

嬉しいです。

よりよい社会になるために。

 

「子どもの声に耳を傾けていますか?」